なぜランニングで下半身が太くなるの?

体脂肪を燃やす有酸素運動のなかでも、カロリー消費が高めなランニングは、効果的なダイエット方法のひとつです。
ただ、しっかりと体脂肪を燃やしているにもかかわらず、下半身が太くなってしまう方が少なくありません。
その原因として、ダイエット前にあまりつかっていなかった脚の筋肉が、ランニングによって鍛えられ、太くなったことが考えられます。
とくに、あまり運動していなかった方が、ダイエットにランニングを取り入れ始めた頃に、一時的に下半身が太くなる傾向があるようです。
下半身の筋肉が太くなっても大丈夫なの?

実は、ランニングによるダイエット効果が本当に発揮されるのは、下半身の筋肉がついてきてからなのです。
なぜなら、体脂肪を燃焼させるためには、筋肉が必要になるからです。
下半身の筋肉は、身体のなかでも大きな部類に入り、多くの体脂肪を燃やすことができます。
ランニングによって下半身の筋肉が強くなり、一時的に太くなったように感じますが、むしろ痩せる準備ができたといえます。
体重も増えますが、脂肪よりも重い筋肉が増えただけなので、これもあくまで一時的なものとして意識しておきましょう。
余分な筋肉をつけない「走り方のコツ」とは?

間違った走り方をしていると、余分なところに筋肉がついてしまい、思うように痩せることができないものです。
本格的にランニングをする前に、正しい走り方のコツを理解して、下半身のダイエットに活かしましょう。
ランニングですから、どうしても下半身に意識が向いてしまいがちですが、実は上半身が重要です。
背筋をピンと伸ばして、しっかりと腕を振って走りましょう。
また、腕を振るときに、引いた腕の肩甲骨を引くイメージを持ちましょう。
これによって、骨盤のまわりにひねる動きが加わり、腰回りから下半身にかけて、まんべんなく筋肉をつかうことができます。
正しい走り方を続けることでスッキリ痩せる!

正しい走り方は、慣れるまでは大変かもしれません。
しかし、これを意識し続けることで、下半身が痩せるために必要な筋肉が刺激され、痩せにくい下半身がスッキリと痩せることでしょう。
一時的に体重が増え、下半身が太くなってからが本当の勝負です。
スリムな下半身を手に入れるために、ダイエット中のランニングに、ご紹介した走り方のコツを意識することから始めてみませんか?
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